テクノロジーが我々の生活をどう変える!? 2050年衝撃の未来予想とは

IT業界は技術の流行り廃れが目まぐるしく、日々勉強が必要だと言われます。

やれAIだ、機械学習だ云々、全てを追いかけるのは到底無理ですが、何となく将来に不安を感じ、無闇やたら新技術にご執心な方も多いのではないでしょうか。

産業革命以降、機会化が進み、昨今では全産業がコンピューター無しに成り立ちません。

いつの世もテクノロジーの発展が私たちの生活を大きく変えてきた訳ですが、これから先の未来はどうなるのか、2050年の未来予想について述べられている書籍がいくつかあります。

特に面白い、コレは凄いと感じた一冊がコレ↓

この本を読めば無造作に新技術を追求するのではなく、今自分が何をすべきなのか。

おぼろげに見えてくるかもしれません。

巨大資本が仮想通貨発行

ビットコインやNEMなど話題の仮想通貨。

2050年ではGoogleやApple、MUFJのような巨大資本が、巨大資本に裏付けされた信用力のある仮想通貨を発行、遂には「国家」という概念は無くなっているそうです。

2050年、仮想通貨がメインになっている社会は「超格差社会」であることは間違いありません。

理由についてジェレミー・リフキンの「限界費用ゼロ社会」を引き合いに説明。

物理空間における生産(例えば車とか)は、必ず限界費用(原材料費や人件費)が生じます。

IT・人工知能を活用したサイバー空間で利益を生み出す企業は、限りなく限界費用を抑えられます。

POINT限界費用に縛られた労働者は、貧困層に陥る可能性が高い。

そのため富の共有どころか、偏在性を高めていく可能性が非常に高い模様。

いつの時代も、通貨発行権を握る者が世界を牛耳ると言われています。

国家の枠を超え、力ある一企業が独自通貨を発行すると何が生まれるのでしょうか。

バーチャル国家誕生

国家の事実上の消滅で世界中が地方自治体化。

POINT社会の中心がサイバーへ移行し、バーチャル国家誕生!!

その地方自治体のような存在は、独自の医療制度や教育制度など様々なサービスを提供。

利用者も色んな場所でそのサービスを享受出来るようになると。

当然資産を持っていない人は、カスタマイズの幅も狭まるでしょうけど(;^_^

戦争は5次元のサイバー戦へ

21世紀の戦争は、勝敗が事実上サイバー空間で決するサイバー戦争へ変化。

かつて陸戦・海戦が主だった時代の戦争は2次元でした。そこに第二次世界大戦以降、空戦・ミサイル戦が加わり3次元化。

更にコンマ数秒の誤差が命取りとなる電磁兵器や超音速ミサイル開発で時間軸が加わり4次元。

そして現在、水面下で勃発している第三次世界大戦においては、情報空間が加わり、戦争のレベルは5次元へと突入しているのです。

もはや映画やアニメの世界では・・・

また2009年の「イランの遠心分離機(ウラン濃縮の機械)への一斉攻撃」が紹介されてました。

アメリカとイスラエルのサイバー部隊が、スタックスネットと呼ばれるマルウェアを感染。

TaNA
ゼロデイ攻撃を仕掛けた事件ですが、ゼロデイ攻撃とは、OSの開発元やウイルス会社でさえ意識しない未知のバグを利用したものになります。

つまりサイバー空間で力を持つ者(企業)がその気になれば、電力供給などのインフラを破壊したり、ミサイル発射装置に誤作動を仕掛けたりと、生殺与奪権を奪われてしまう訳ですね。

当然日本も他人事では済みません。

この点について著者の苫米地さんは、以下を提案されていました。

POINT日本独自のOSと制御システムを開発し、ブラックボックス化!!

そして最終的にはサイバー空間を超え、マインドハッキングが日常茶飯事になると・・・

まあ一般市民には、ちょっとどーしよーもないレベルの話。

2050年の時代

2050年をどう生きるか、いくつかヒントや戦略が書かれていました。

・自分がやりたいことをやる

・金融資本家の奴隷にならない

・生産性を劇的に向上

3点目は具体的に「人間にしか出来ない新しい物の創造と表現」になります。

日本のGDPを例に、テクノロジーは劇的に進化しても、生産性は一向に上がっていない点や、高度成長期はどうして創造的な物が生まれたのか、とても興味深かったです。

こーゆー話を聞くと、どーしても現状の延長線上での話(スキルアップとか)を考えがちです。

しかしそうではないと。

結局どーすれば!?

さて、本書に書かれていた事、重要だと感じた事をまとめてみると・・・

本当の付加価値とは何から生まれるか!?

POINTとにかく自我の領域を鍛える!!

そしてプログラマーとして、今をどう生きるべきか!?

POINT技術の表層ばかりを追わず、コンピュータサイエンスを学びなおす!!

日本独自のOSを作るにしろ、サイバー空間におけるセキュリティーにしろ、基礎となるコンピュータサイエンス知識が無ければ無理かと。

そして職業を超え、一人の人間としてどう生きるか!?

POINT人間が長い歴史で培ったリベラルアーツを学び、深い人間性を身につける!!

やりたいことをやり、自我の領域を鍛え、社会のニーズに適った機能を提供できる人間になること。

どんなにビジネススキルを磨いても、誰かの代わりに過ぎない仕事を続ければ、金融資本家の奴隷。

人工知能と同等の扱いを受けても文句は言えないと。

そーゆー意味でアイスマン福留さんは、既にこの領域にいる人なのかもしれません。